8月13日

コミケ58 3日目

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AM 4:00 ; 秋葉原、ホテル
3日目。遂に夏コミ最終日です。いつも通り4時半くらいに起きるつもりだったがなんとなく4時頃に目が覚めてしまう。う〜ん、なんかお酒入ると深く眠れない体質なんだな、俺って。特異体質ってとこか?とにかく髪を洗って簡単にシャワーをしてまた荷物を整理する。昨日だけあの4人部屋が空いてなかったんでツイン二つに移って来たが今日からはまた4人部屋に戻るから出る時荷物を預けていかにゃならんのだ。
しかし…窓の外をみたらなんか雨が降っている。台風が来るとか言ってたけど本当だったんだ。残りのメンバーの支度が終るのを待って一緒に出てコンビニで適当な傘を一つ買う。う〜ん、予想しなかった出費だ。しかし、考えてみたら何回かコミケに来てるけど開場前に少し降った事はあったけど、1日中降る日に行ってみた経験は無いな。何となく心配だ。
とにかくまたタクシーを拾ってビッグサイトへ移動。う〜む、しかし3日共に殆ど5メートルの誤差以内で同じ所に並ぶ事になるとは…なんとなく感心してしまう。でも…あれだ。雨が酷い。‐‐;。う〜ん、1日中これでは物凄く大変だわな。まさにうぐぅFeeling。とにかく、席も決まったとこで飯でも、という事で適当にサンドイッチをかじる。しかし、なんか隣では一手には傘を持ったままコンビニ弁当なんか食べてる人もいればやきそばを食べてる人もいる。う〜ん、器用なものだ。すちんぐ君なんかカタログ持ってサークルチェックしてるのなんかみてるとなんか俺の方が不器用かと思えてくるな。しかし…昨日UGOの所で売っていたゴミ袋があっちこっちで活躍している。これみたらあのサークルの人喜ぶのかな悲しむのかな。
なにはどうあれ7時頃に3人でサークル分けを始める。今日は俺とラウル君は先にサークルチケットで入場する予定だから少し早めにやっておくのだ。しかしサークルチケットで入ってみた事が無いから一体こいつの威力ってどのくらいなのかさっぱり判らん。大体大手の一つや二つくらいもっと買えるのかな…。という事で俺とラウル君が少し多めに分担する事にする。大体東1,2,3の方は俺が、東4,5,6の方はラウル君という寸法か。ナユタはんはどうも昨日買えなかったChocoの本が欲しいのかそっちに行きたいそうだし、後はPinsizeの本を集めるのも彼だけだし、他諸々俺たち二人とは噛み合わない所が多いんで何箇所か俺たちと重なる所だけ抑えてやれば一人で頑張るだろう。

AM 7:55 ; ビッグサイト、西館内
というわけですちんぐ君とナユタはんを残して8時頃にラウル君と二人でサークルチケットで入場。いや、なんか中は優雅なものだ。外は雨だっていうのに。それに…この涼しい空気は何だ。ここってこんなに空調忠実してるところだったんだ。だからこそあれほど人が詰まっても左程(?)暑くならないんだな…としみじみと実感する。人がこのくらいしかいない時は本当に快適なところなんだ。
入ってまずはなかせさんに挨拶に行く。いやあ、直接会うのは2度目の6ヶ月ぶりなんだけど、なんかいつも掲示板とかで邪魔になってるせいかなんかちょくちょく会っていた気がする。インターネットって良いものだなと妙な事を考えてみたりする。それに、相変わらず熱心で今度もちゃんと新刊が出ているんだな。今度のはなんかエイリアン9とかいう漫画のパロディ物だそうだけど、考えてみればなかせさんのパロディ物って観たことがない気がするけど実際のところどうなんだろう。そういえば…エイリアン9ってどういう漫画?う〜む、無知って不便だね。とにかくありがたく頂戴する。う〜ん、毎回の新刊が読めるのは良いけど毎回こうもただで貰ってはかなり悪い気がする。こうなったらこっちでもなんか本でも作って…無理だわな。‐‐;。とにかく、韓国からお土産に持ってきた「シュリ」のDVDをあげてささっと退散。ラウル君はなんか韓国の漫画雑誌と花梨の茶をお土産に持って来たけど、何かそれを見た途端なかせさんはそれを柚子茶だと思った模様。「あ、これ好きなんです」と大喜びの様子。う〜む、なかせさん騙されてます。それは柚子じゃなくて花梨ですよ。あ、しかし…なんか花梨という単語が思いだせん。ここは黙っていたらラウル君がフォローするだろうなと思ったらなんかラウル君は言いそびれたのか俺と同じく花梨という単語を思い出せなかったのか黙っている(^^;)。う〜ん、全然本意では無かったけど騙した結果になってしまった。ごめんなさい、なかせさん。柚子も美味しいんですが花梨も結構いけますよ、と心の中で呟いてみたり。‐‐;。

AM 8:15 ; ビッグサイト、西館〜東館
という具合で挨拶を済ませて開場前の会場の中を回ってみる。うむ、何もかも新鮮だ。しかし、あの西館の外へと出る扉の前に出来ている列は一体…。まだ8時半にもなってないぞ。‐‐;。うむ、しかしなんか「Cut a Dash」の所に販売中止という張り紙が張っている。どれどれ、理由は「過多搬入」?なんじゃ、これは。こういうのもありなのか?まあ、「Cut a Dash」はどうでも良いんで東館の視察に行く(後に聞いた話によると搬入したものを積み込む時積荷の高さが何メートル以下でないと駄目という規定があるそうです。それを違反したとかなんとか。まあ積荷をばらせば済む事だし、ちゃんと販売はしたそうです。なんか1万冊ほって来て売り子16人で2時間30分で全部売り捌いたとか何とか)。
東館に来て壁の方から目当てのサークルをチェック。う〜ん、UGOのあのバッグは今日も売っている。昨日1人3個まで制限だったんでミカエルの旦那とすちんぐ君は買えなかったんで今日も売ってるのか心配していたけどあれなら問題無いな。あとは…う〜ん、秋葉凪樹さんと橘裕さんの本は落ちたのか。何か橘さんは来てもいない様子。さてはダミーサークル?(笑)。大槍さんは昨日会った時に既に聞いてはいるけど新刊は無し。一応朝に入った事だし、もしかしたら本は俺じゃなくてミカエルさんが買いには来る事になるかも知らなかったんで先に挨拶だけしとく。なんか朝食中だった(笑)。そういえばラウル君と一緒に大槍さんと挨拶交わしたのってこれが最初ではないんだな。97年の夏に例の「8 eyes」のポスターの話とかやってたっけ。それから芳右島さんのサークルの方に新刊があるのか確認しに行ったら丁度全然見た事も無いいんどめたしんさんの本を交換していた。を、これはなんだ!一昨日こういうの無かったじゃないですか!と聞いてみたら秘密ですという答え。‐‐;。うぐぅ、これはやられたな。いんどめたしんさんのサークルの方も後で行かなきゃ。事前にチェックしたから良かったもののチェックしなかったら出た事も知らずに帰る所だったな。
う〜ん、しかしサークル同士で結構本の交換とかしているのは判るけど既に密かに(?)販売始めてる所も結構ある。サークル入場ってなかなか強力な武器なんだな。勿論本買うのが目的の時の話だけどね。ちゃんとサークル守ってる人も多いし。とにかくあっちこっち廻りながら新刊があるのかとどれくらい持って来たのかを調べて、10時から廻る順番を決める。う〜む、これは物凄く便利だ。やはり情報こそ命って感じだな。後は外で待っているナユタはんにこの状況を報告すれば良いか。うむ、ミカエルの旦那ももう来ているそうだ。

AM 9:30 ; ビッグサイト、東1館
しかし、こうやって廻ってる間にも出口の前に並んでる列は段々増えてる。う〜ん、確かにサークルの前には並んでないけど…なんか、一般参加者の方が物凄く可愛そうに思えて来た。徹夜してもこれより早く並べる術は無いもんな。羨ましかったら本出してサークル参加しろというシステムなのか。とか言いながら結局俺もそこに並んでる訳だし同罪か。‐‐;。いや、本出してない分もっと性質が悪いかも、とか考えながら9時半頃からなんとなく東1館の出口前の列に加わる。今日のスタートは「どじんち」か「bolze」からにする予定だったのでこっちが良いと思ったからだ。しかし、何か15分くらい待ってたら東2の方の出口が先に開いた。瞬間なんかこっちの列の大半がそっちに移動。う〜ん、現金というか熱心というか…凄いものだ。1,2分くらいしてこっちの扉も開き始める。を〜、何か周りの人々が殺気出してる。怖い、怖い。そして、列が進み始めたけど…げ、日本人は秩序を良く守る、並ぶのが生活化されてる民族だったんじゃなかったのか!この人たちも欲望の前では恥も秩序も無いんだ、と韓国人の俺も少し安心してみたりする間に何か満員電車に乗る時の要領で四方から詰め寄せて来る!ぎゃあ〜!お助け!とか叫んでいたらいつの間にか「どじんち」の列の真中まで流れて来ていた。何が何だか良くわからないけど、この人波で他の所へと移動する気にはならなかったんでそのまま定着する事と腹をくぐってその場に踏ん張る。やはりコミケは体力勝負だなと再三実感する瞬間だった。‐‐;。
まあ、なにはどうあれ、ふ〜ん、そうか、こうやって9時50分から並び始めるんだな、サークル入場者って。とか感心していたら前に並んでる人が隣のbolzeの列に向って「そっちでどじんちの本必要な人いませんか?もし制限無かったらここの本と交換しませんか!」と叫ぶ。う〜ん、凄い、もうなんか尊敬してしまいそうだ。‐‐;。勉強になるな。しかし、結構いるよ、あっちで手上げてる人。相談成立か。制限無かったらの話だけどね(結局どじんちは1人2冊、bolzeは1人10冊制限でした。あのトレードが成功したのかどうか結果は判りません。しかし1人2冊では恐らく無理だったでしょう。なんかどじんちで並んでた人って大体買った後また何回か並ぶ羽目になったし。そういう私も総計3回並びました。‐‐;。新刊を買いに1回、後で旧刊を買いに2回)。とにかく、一旦並んで10時になるのを待つ。しかし、雨が止んでくれて本当に良かった。まだ降ってたらどうしようかと思ったのに。まあ小雨が降ってはいるけどこれなら傘を差さなくても大丈夫だろうな。本が少し濡れるかもしれないという恐れはあるけどね。
とにかく位置も決まった所で中島みゆきのCDを聞き始める。うむ、なんか音域が全体的に中域に固まってるな、この音楽。まあ、フォーク等のジャンルには良くあることだ。寧ろこういう音楽の方はこうやってイヤーホーンで聴く時には味が出る。しかし、何とも妙な雰囲気の曲が多い。なんか「悪女」聴きたいが為に聴くようなアルバムだけど…昔チラッと聞いた時と編曲が違う気がするな…俺の記憶力に問題があるか、シングル用のバージョンとかが他にあるかのどっちだろう。自慢じゃないけど音や映像に関する記憶力はかなり良い方だと自負してたけど、最近はそれもあんま自身無いかな。
少し経って10時になったら今日のコミケットを始めますという放送が流れてきた。そうか、こういう風に開場する時も放送流してたんだ。外までは聞こえないから全然知らなかったな。終る時の放送は何回も聞いてるのにね(ちなみに私は終わり際に一緒に拍手するのが大好きです。なんかコミケットに行く楽しみの3分の1はあの拍手をする事にあると思うくらい)。
とにかく販売が始まったのでそれからいつもの様にあっちこっち回り始める。しかし…外は小雨も降っていて涼しいのに中に入ると湿気の影響で物凄い暑苦しい。これは…今日は島巡りは諦めるか。‐‐;。どうせ東の島の方は開場前に殆ど見回ってるし…狙い撃ちする所何箇所かだけ廻って今日はあの中には入らない事にしよう。暑過ぎだ。とか行って大手の方に30分も1時間も並ぶ気にもならなかったので結局今日は最初に決めた所以外は殆ど回らない結果になってしまった。まあ、もともと3日目は事前にチェックした所だけでも結構手一杯だったけどね。でも長袖って…これだけ汗が一杯流れる時はむしろ良かったりするんだ。今日雨だったんでもしかしたら寒いかなと思って着て来たけど意外な効果があるんだな。

PM 1:00 ; ビッグサイト、東2館
1時になっていつもの様に集合。う〜ん、何か皆結構忠実な収穫しているらしい。という俺もそこそこ戦果はあげてるか。
しかも、なんか以外の人物も待っていた。ミカエルの旦那が昨日大槍さんのオフ会で会った方とバッタリ会ったそうだ。しかし二人も。この人込みの中で凄い偶然だ。
しかし、今日は殆ど完全に狙い撃ちモードで動いたせいか、もう既に行く所が無くなってしまった。いつもだったらもう少しあっちこっち回るかも知らないが、何か今日はこの建物の中にはいたくない気分なんだな。‐‐;。暑くて湿っぽくて何となく不快指数物凄く高そうな空気のせいか。という事で、これ以上本を増やす事は中止にしてなかせさんさんのスペースに鞄を預けて西館と東館をふらふらっと歩き回る。やあ〜海が見えるベンチに座ってコーラをすすってると何とも平和だな…ってコミケに来てやる事かっていう気もするが偶にはこういうのも良いですな。
とかやってる内にいつのまにか4時。今年のコミケも無事終ったなと拍手をして(なんかどっかで事故とかあったという噂も聞こえますが実際どうだったかな)、なかせさんなスペースに戻る途中になにか妙な物を発見。何か韓国語で「特売」とか書いてる妙なサークルがあったのだ。おやおやと思って話して見たらなんとも韓国の同人活動している人と連絡があって韓国の同人誌即売会等にも参加してみたことがあるとの事だった。これは凄い。私たちも韓国から来たんですと言ったらなんか韓国旅行記なんかが乗っている本を一冊下さった。なんか先程韓国版のニュータイプの方でも取材に来たらしい。ふ〜ん、ちゃんと取材してるんだ、韓国版のニュータイプ。誰が来たんだろう。わざわざここに来たって事はハン・ドンジンさんの紹介かな。そういえば俺、この手の韓国の絵描きさん達と殆ど交流が無いんで顔は知らなくても名前だけは知っている人が物凄く多いよな。とにかく、後で本読んでからホームページでもあれば掲示板にでも邪魔になるかと思って挨拶をして別れる。

PM 4:15 ; ビッグサイト、西館
実は今日はなかせさんとコミティア関連の方々と一緒に桜鍋を食べに行かないかという誘いがあったんで皆でそっちに行ってみる予定があったんだ。そいで4時15分頃になかせさんのスペースに集まる。なかせさんは丁度後整理の真最中だった。何とも新刊は完売だったらしい。良かった良かった。貸してくれたCDPと「寒水魚」のアルバムを返そうとしたらCDの方は私にくれるという事で、何かいつも色々と貰ってばっかりで凄く悪い気がしたけど受け取ってしまった。う〜む。
しかし…周りを見てみたら本当に片付けるスピードが速い。なんかテキパキと机と椅子が片付けられて行くのを観ながら流石手馴れてるな…とコミケは一朝一夕にならずか〜となんか大げさに感心してしまったりした。
とにかく、桜鍋を食べに行くメンバーも揃った所で、4時30分頃にビッグサイトを出る。なんでも皆色々と同人活動とかしている方々で俺達ばっかし少し毛色が違う気がしなくもないけど・・・まあ、俺達って案外そういうの気にしない性質なんだよな。向こう様はどうなんか判りませんが(爆)。聞いた話によるとこのメンバーで泥鰌と鼈食べて今度は馬という話だったけど・・・皆さん次は韓国にいらして犬でも・・・というのは如何(笑)。

PM 5:20 ; 三ノ輪、桜鍋屋
そんなこんなで約30人で目的地の三ノ輪へと移動。移動する途中で何やら同人グッズを製作してくれるという会社のチラシを見ながらこういうのって少し間違ってるんじゃないかな、何も自分であのグッズを作るわけじゃないんだから、コミケでこういうのを売るって言うのは変な話なんじゃないかなという話が出て大いに同感する。それと地下鉄に立っていながら思った事だけど…日本の地下鉄ってソウルのより大きく曲がったりするのかな、韓国の場合地下鉄の中で感じられるのは殆ど進行方向の慣性だけど、こっちの地下鉄はなんとなく遠心力みたいな左右方向への傾きも感じられるんだな。前後だけじゃなくて左右まで揺れるとはなかなか手強いな、日本の地下鉄。
途中になんかはぐれたりまた合流したりする混乱も少しあったけど何とか皆無事についた。何でもこの辺りって昔吉原の辺りだとか。ふ〜む、吉原って今でもそれなりに機能(?)しているらしい。
目的の店に入って先ずは馬刺しから食べ始める。う〜ん、これは思ったより凄くスッキリした味だな。もっと癖のある味かなと思ってたけど。良いな、これは。それから鍋にして馬肉を食べたわけだけど、う〜む、鍋の方は牛肉と比べてあまり特徴が無いかな。やはり先の馬刺しの方が印象に残る。
しかし、昨日と違って今日はなんか知らない内に韓国から来たメンバーが3人も一つのテーブルに集中してしまった。お陰であんまり向こうの話とか聞けなかったのが残念だな。あっちで座ってるすちんぐ君とナユタはんはどうしてるんだろう。結局なんか泉川さんや中村さんを囲んで3人で話す形式になってしまった。しかもなんか名刺交換なんかやっちゃうし・・・うむ、プーの俺はそういうの持ってないのだ。--;。しかし・・・こっちでは大学生とかは大学院生とかはどうしてるんだろう。名刺とか持ち歩くのかな。
まあ、話はあんまり出来なかったけど何やらラウル君が持ってきた韓国の漫画雑誌は結構うけている模様。そういえば俺も10年ぐらい前は全然日本語が読めなくてもなんか日本の漫画を見て面白いとか思った経験もあったな。漫画は意外とかなり意味の伝達力が強い媒体なんだなとつぐつぐ思う。
それと、なんかこのお店の人の中で在日韓国人(うむ、なんか政治的な表現に見える。なんか日本語で良い表現方法は無いものだろうか。ちなみに韓国では在日僑胞という難しい漢字を使ってます。)の人がいてその本に物凄い興味がありそうに見えて結局なかせさんがその雑誌の一つをその人にあげる事になったりする事件(?)もあった。う〜ん、日本に今まで何回か来ながらそういう人に会うのは2回目だな。97年の夏に来た時秋葉原のヤマギワのオーディオケーブル売り場で「あの、このケーブル、2メートルのはありませんか」と俺が日本語で聞いたら「今の所在庫が御座いませんので」とその人が韓国語で答えてたけど、何かもう完璧に頭が日本語モードに切り替わっていた俺はその韓国語に気付かず、何回か俺は日本語で聞くと、その人は韓国語で答えるという外から見ればかなり怪しい会話を何回か交わした後ようやく何か変だなと気付いた事件もあった。

PM 9:00 ; 三ノ輪、駅
桜鍋も食べ終わって、何人かはカラオケに行こうとかいう話になったが、カラオケは好きだけど流石に今日始めて会ってあまり顔や名前も良く知らない方々と一緒に行くと言うのも少し抵抗があったんで大人しくホテルに戻る事にする。帰りながら観たらなんか一行の中にKraftwerkのAutobahnのシャツを着ている方があったんで「Kraftwerkお好きですか?」と聞いてみたらやはりそうだった。そいでKraftwerkから始まってYMOや教授、矢野顕子の話等を電車駅にまで行く間にすこしやってみる。う〜ん、しかし考えてみたらEXPO2000のCD、韓国では売ってないんだよな。日本で買って来ようとこの時思ってたけど、結局忘れてしまった。--;。
しかし・・・こういうコミュニケーションの時、意外と戸惑うのは寧ろ日本語より英語や数字の方だな。端から日本語で出来てる単語は頭の中にもちゃんと日本語で入力されているが、英語で出来てる単語は当然頭の中にも英語で入ってるのだ。カタカナでどうやって読めば良いのか物凄く戸惑う。掲示板で書く時は英語のスペルで書けば向こうで勝手に理解してくれるだろうという期待も出来るが会話の時はそうもいかないのだ。数字の場合も同じで、例えばJBLのスピーカー4312なんか韓国では当り前に韓国語で「サ、サム、イル、イ」と読むからこっちに来た途端どうやって読めば良いのか判らなくなる。「よん、さん、いち、に」と読めば良いわけ?まさか「フォー、スリー、ワン、ツー」?「よんせんさんびゃくじゅうに」?う〜む、やはり外国語は難しいものだ(同じ具合で007は一体英語でどう読むのか物凄く悩んだ時期がありました)。どっちにせよこういうコミュニケーションはなかなか楽しい。こういうのを考える事自体も結構面白かったりするのだ。

PM 9:30 ; 秋葉原、ホテル
皆さんと別れてホテルに着いた後はベッドでゴロゴロしながら本を読んだりする。ラウル君と興味半分で買ってみたカノンのTCGをやってみるが・・・う〜ん、ラウル君曰くあまり深く考えないで作ったゲームみたいだそうだ。まあ、確かにゲームとしての作り方は少しいい加減な気もするな。ま、その辺ギャルゲーですからって感じのゲームだ(いきなり差別発言か)。
テレビのチャンネルを回してみたらなんかF1のハンガリーGPの結果というか中継みたいなのをやってる・・・けど何故か日本語。あ、考えてみれば日本ではこれが当り前か。なんか俺はF1の中継はいつも英語のチャンネルで(それも豪州のなのでかなりイギリス風の英語)ばかり見てるから、なんともこの中継の雰囲気にはついていけないな。ちなみにゆんはスポーツ中継を見るのが狂的に好きで英語でも韓国語でも日本語でも、ましてや中国語でも中継さえ見れればどれでも良いという人間で殆ど雑食性。しかし見てると国によって(もしくは言語によって?)結構中継の仕方というか雰囲気は違いますね。どっちかというと韓国の中継はただひたすらうるさくて、日本のはかなり生真面目。アメリカの方は適当にふざけてるかと思えば妙に熱くなったりもする。中継してる人もなんとなく楽しんでるという感じが出るのだ。Star TVのF1の中継はかなり戦闘的な発音のイギリス式英語で、これまたCARTやNASCAR等のアメリカの中継とはかなり中継の仕方が違う。寧ろ中継の雰囲気としては日本のスポーツ中継に似てるかな。
とにかく明日からはそんなに早起きする必要もないから何とものんびりした夜だった。
しかし、まあ今日は雨止んでくれて本当に良かったなと思ったけど、流石にあの台風の進路には一発食らった感じですね。ずっと北上していたやつがいきなり90度右回転して太平洋へと逃げるとは…、何事?って感じです。


13日のお買い物 :


    同人誌 1.5貫弱+コゲどんぼさんの所で買ったマウスパッド



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