2002年6月10日の大邱(デグ)


試合前

普通、試合前に選手達は2回ピッチに姿を現します。
開始100分位前に軽くピッチに出て芝とグラウンドの状態を確認したり、他の注意点は無いかを点検したりする為に1回、
開始約40分に試合前のストレッチと練習の為に1回です。これはその試合前の風景です。

1時50分頃、先にピッチに姿を現した韓国チーム。このサイズの写真では判り難いですが、午前の雨でグラウンドが少し濡れていて、そのおかげで選手達が歩くたびに芝の上に足跡がクッキリと残りました。
釜山の試合の頃はこの辺り既に観衆席がほぼ完全に埋まり、凄い応援の嵐でしたが1戦目を勝ったおかげか観衆も少し肩が抜けた感じで、その日のような緊張感みたいな感じはちょっと感じられなかったですね。
それでも選手達が姿を現した事で歓声と応援の声が上がって、ポーランド戦の時はこれで相手チームにまずプレッシャーを与える場面でしたが…、何の策も無く一緒にグラウンドに出て目の前の赤い波に唖然のなったポーランドチームと違って、アメリカチームは練習の時もこの時も5分程度タイミングを見計らって観衆の熱気が少し下がった所で、ピッチに登場しましたね。向こうさんもなかなかの策士です(笑)。
いよいよ試合前の練習時間。韓国チームの最近の練習姿は大体こんなもので、その日のスターターは上の方の円形の物体をあんな風に配置し、その中を往復しながら体を動かしたりストレッチしたりした後、5:5でミニゲームみたいな感じで軽く流して、ピッチの左右を2回位ダッシュで往復して練習を終える感じです。
スターターに選ばれなかったメンバーは下の方で二人ずつを囲んでパッシングゲームをやってる事が多いですね。何故かキーパーも参加するらしいです。勿論スターターのキーパーはゴールの前でちゃんとキャッチングの練習してますが。^^;。しかし、このパッシングゲームは割と練習時にやってるチームが多いんで、これだけ眺めていてもどういうサッカーをするチームなのか、またはどの位上手いチームなのかが何となく伝わってきますね。観ていて結構面白いものです。
しかし、写真でも判る様にこの時間になってもかなり観衆の入りは芳しくなくて結構空席が見えてますね。平日の昼間の試合だからかは知れませんが、試合開始30分前なのにこれでは…。やはり観衆達はこの前よりは気合抜けてる感じです。1勝した余裕なのかこの前のスタジアムの中にあった悲壮感みたいなのが感じられず、何となくリラックスしてましたね。
こちらはアメリカの練習姿。パスやったりシュートやったりリフティングやったり好き勝手にやってます。 こちらは審判達の練習姿。ちゃんと走り込みとかしてないと選手達に付いてけないのでセンターラインを往復しながら体を暖めておきます。

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