いきなりですけど、こないだ(10月20日)に発売されたFreddie Mercury - the solo Collectionを買いましたのでその紹介です。
しかし・・・なんでいきなりこんなのが発売されたんでしょうかね?彼の死去10周年かな〜と思ったんですけど、確か彼が亡くなったのって91年の11月の筈で・・・私が大学受験の真っ最中だった時だったんですから10周期でもないし。
う〜ん、とにかく中身はCD10枚とDVD2枚+A3サイズのオールカラーの120pブックレットです(デジカメ等が無い為画像がアップ出来ないのが残念ですが我慢して下さい(笑))。
Montserrat Caballeとのデュエットアルバムで、92年バルセロナオリンピックの主題歌になるか?と思われたが彼がAIDSで死んだ為Sarah BrightmanとJose Carrerasが歌った「Amigos para Siempre」へと変わってしまった、あの「バルセロナ」の歌が収録されているアルバムです。
しかし、この「バルセロナ」以外の曲は妙な事にあまり発表が進んでなくて、シングルじゃないアルバム「バルセロナ」を発売してるのは大体日本とヨーロッパの何ヶ国くらいだけです。アメリカ等の他の国にはこの「バルセロナ」の1曲と後述する「The Great Pretender」に入ってる彼のシングル曲等を寄せ集めした「The Freddie Mercury Album」というのが発売されました。
とにかく二人のデュエット曲を8曲収録しているこのアルバムですが、出来は相当素晴らしいです。最期に彼が追求したのはこういう音楽だったんだな・・・と驚かされるアルバムですね。
CD 3 The Great Pretender
彼の死去1年後の92年に発売された生前の彼のシングルを集めたアルバムです。
国によってこの「The Great Pretender」で発売された国もあれば先述の「The Freddie Mercury Album」として発売された国もあります。例の「バルセロナ」が収録されているかどうかによって見分ければ良いわけですけどね。同じ11曲収録で、「The Great Pretender」は10トラック目に「My Love is dangerous」が「The Freddie Mercury Album」は最後のトラックに「Barcelona」が入っています。
CD 4 The Singles 1973-1985
CD 5 The Singles 1986-1993
ご存知の通り昔のシングルというのは7インチEPディスクに同じ曲の違うリミックスがもう一つ入っていたり、もしくはB面にボーナストラックが入っていたりする事がよくあったんですけど、CD 4と5はこういうシングルのトラックを集めた物です。
という事で同じ曲が2種類のバージョンが入っていたりするのも結構あって、「Living on my own」なんか2枚にかけて5つのバージョンも入っていたりしますけど・・・正直この手のリミックスがいつもそうなんですけど、コレクション以上の意味はあまり無いような気がしますね。まあ、どうせCollector's Itemなんですからこういうのがあった方がファンは喜ぶものでしょう(笑)。
CD 4が11曲で14トラック、CD 5が7曲、14トラックです。
「Mr. bad guy」と「バルセロナ」等のアルバムの製作同時の録音とか未収録音源とかが入ってます。地味そうなただのレアトラック集めのCollector Itemかと思われるかも知れませんが、意外と結構面白いですよ。CD 9にはQueenを結成する前に彼が活動したというグループ「Ibex」と「Wreckage」の録音とかも入ってますし。
Freddie Mercuryの「Time」や「I was born to love you」等のMusic VideoとMoncerrat Caballeとのデュエットで歌う「バルセロナ」や「How Can I go on」等のライブの映像を収録してます。12トラックで大体のランニングタイムは1時間くらいです。
一応NTSCでリージョンコードは入っていません。音は5.1チャンネルで新しくリミックスされDolby Digitalで収録されていますが、DDとは信じられないほど音質は良好です。
ライブの力強い歌とかパフォーマンスは相変わらず感動的で、私は最初観た時思わず涙を流しそうになりました。格好良いです。
DVD 2 The Untold Story (by those who knew him best)