ウーファーのエッジを再生

掲示板の書き込み再活用 その5

私は15年以上経ったフロア型のスピーカーを使ってましたが、流石にウーファーのエッジが持たなくて3,4年ぐらい前からボロボロと剥れて行き始めました。
しかし、まああんまり特別音に不満も無かったし、駄目だと思ったらいっそ他のスピーカーに買い換えるかと思っていて修理せずにいたんですが、ある日ウーファーの再生ってそんなにお金かからないよという話を聞いたので再生して貰いました。
これはそのウーファーを再生した直後のスピーカーの感想です。ちなみに私のウーファーユニットは12インチで、再生には日本円で3千円ぐらいのお金がかかりました。

掲示板で内輪に向けて発言した書き込みをそのまま写した為、敬語は使われておりません。ご了承下さい。



Wooferのエッジを直したのは良いが・・・。ううむ。
思ったとおりというか、予想していた問題が発生してしまったんだな、これが。低音が出過ぎるのだ。--;。昔より中域以下の音が良く出るようにはなったけど、それが高音とあんまりバランスが合わないんだよな。それもエッジが馴染んでないせいか高音に比べ微妙に遅い。というか、結構気になるくらい遅いのだ。昔はこのサイズのスピーカーとは信じられないくらい早かったフットワークが結構鈍ってしまった。それも低音だけ。--;。ずっと鳴らせばある程度は良くなりそうだが、少し苦しいな。あと悪くなった点と言えば低音が出るのは出るのだがあまり張りが無いんだよな。出るのも遅いが消えるのも遅いんでベースが休み無く立て続けに出る音楽を聴いてると必然的に目障りな低音の潰れ方をしてしまう。うむむ。

逆に良くなった点といえばそれもやはり低音の方が随分出てくるようになった事。--;
まあ、これは上でも言ってるけど、実の所滅茶低い低音で無い限りそんなに潰れもしないし、むしろ中域以下の音の音では昔は殆ど聴けなかった新しい音達が聞こえて来る様になったよ。
今度修理の為にWooferを離してみて初めて判ったことなんだけど、実はこのスピーカーのネットワークって随分とWoofer任せな処が多かったんで、このユニットから出る音が豊富になった事はスピーカー全体の再生力という側面から見ても結構望ましい事ではあるのだがね。
また少々の問題といえば昔は一体鳴っているのか鳴ってないのか全然判らなかった(実は一生懸命に鳴っていたようだが)Wooferがいきなりわきゃわきゃと鳴り始めて低音までもが指向性を持ってしまった事。正確に言えば低音よりは中音くらいの領域だな、男のヴォーカルくらいの帯域まで、そこが結構指向性を持ってしまったもので正しい感想ポイントで聴かないと随分違う音になってしまう。それに昔はあんまそういう特性は無かったんだが、今度はよりスピーカーの位置がハッキリする様になってしまったよ。決してステージが悪くなったとかそういうわけでは無いのだがそれでもスピーカーの位置は妙なくらいハッキリしている。うむ。

あと、エッジに修理とは関係無いが良くなった点といえばスピーカーの前面を塞いでるカバーなんだが、実は昔から感じた事だけどこのスピーカーはそれが無い方が圧倒的に迫力ある音を出してくれるんだけど、ウーファーのエッジが崩れ落ちる寸前のスピーカーのカバーを剥がす勇気は流石に無かったんで外せないまま使ってたが、これでカバーを外して使えるようになったこと。中音と高音の鮮度が随分上がったけど、逆にそのお陰でスピーカーの位置がもっとハッキリするようになったかも知らないな。

音楽を色々再生してみたが・・・。
1.Titanicのサントラで「Southhampton」
良くなったような悪くなったような・・・。聞こえる情報量が一気に増して豊富になったのは良いけど、高音と低音のバランスがあまり合ってない。うぐぅ。

2.「久遠の絆」サントラで「真秀ろば」
迫力も増してるし、音も豊富にはなったけど、低音が丸められて結構潰れ気味。聴いてると結構辛いものがある。

3.Madonnaの「Frozen」
上のと同じ。しかし連続して出るベースドラムの2連打の迫力が最高。こういう音楽聴くときは高音と低音のスピード差はそんなに機気にならない気もするが。
あと昔の「純潔集(変な翻訳)」の方も聴いてみたが、こっちは全体的に大成功。

4.ブレンパワードのサントラ1から「Ark」と「Sonne」
タイタニックと全体的に同じ感じこんな音も入ってたのかと驚く処はあるが、両領域のスピード差が一番気になる。

5.「Lion King」のサントラから「Circle of Life」
今度聴いた中で一番酷かったもの。低音が出すぎて高音が埋もれてしまう。うむ、こんなにも音が変わってしまうとは。

ここまでがCDで、これからはLDとテープ。

1.「YMO伝説」
プロパガンダは予想したとおりの結果というか結構良くなってるが、しかし、アルバム全体的にあまり変化無しという感じ。妙だな。元々少し低音過多気味のアルバムだったせいか?

2.パバロティーとその一味からMike Oldfieldの「Sentinel」
音は豊富になったもののスピーカーの位置があまりにもハッキリなったせいで雰囲気が出ない。視聴位置をあっちこっち変えてみたら「これだ!」というポイントはあったが、その位置で正座して聴くのは結構疲れるんだな。

3、映画「Heat」の銃撃シーン。
もう最高?って感じ。これがあるから大口径のフロアスピーカー使ってるんだと思い直させるというか、迫力も増してまさに驚天動地。低音も低音だがカバーを外したお陰の高温部の鮮明さが一番活きてくるソース。銃の音が生々しい。

4.アニメブレンパワードのLD
これはまあ別に聞き比べ(?)用で聞いたわけではないけど、まあこの妙なアニメもなんとなくボーっと観てりゃ結構観れるんだな。ってこれスピーカーの話じゃないな。

5.映画「Farewell my concibine」のあっちこっち
日本でのタイトルは「さらば、わがなんとか」、韓国でのタイトルは「覇王別なんとか」の四字成語。うむ、やっぱ漢字に弱いな、俺。なにはどうあれやっぱ京劇って良いと思わないか?イヒェイ????。

というわけで良くわかんないけど、成功なのか失敗なのかはもっと聴いてみないとわからんというのが現状。もう少し鳴らして(馴らして?)みた後、色々試してみてから失敗だったら変えるしかないか。試してみたいこととしてはやっぱ下に石版とかブロックとかを敷いてみたいなと思うのだが、聴いた感じではブロックの方が望ましい様に聞こえるんだな、これが。3点支持で使うわけだから色々試せるしブロックとの間に木の片とか入れて調整する手もあるし、スパイクもかんがえて見たがまず高いし、あまりブロックに比べ効果が良さそうでも無いのでまずは保留。
まあ、何はどうあれ、何か新しく買うのも良いがこういうのも良い。これが終わったらケーブルでも変えてみるか。


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